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蚊帳の外

2011.01.31.23:15

ここ一週間で、メソットは一気に暖かくなってきました。
冬から春を通り越して初夏になった気がします。

そして、暖かくなってきて困るもの、それは・・・

虫。

冬の間、すっかりなりを潜めていたゴキブリたちが、
一気に出現しはじめた、ぐらいなら全然いいんですが、

ゴキブリより、もっと直接的に被害を被るもの、
そう、蚊です。

以前、9月にこちらに来た時に、
毎日30か所から50か所ぐらい蚊にかまれる、と書きましたが、
再び、そんな毎日が訪れるようになりました。
仕事中はもちろん、自分の家でも、朝から晩まで、
いつも数匹の蚊が自分のまわりを飛び回ってます。
寝るときは蚊帳の中で寝るのですが、
蚊帳の中にも必ず数匹は蚊がいるから、その退治が大変。

蚊取り線香を焚いても、僕ばかりいぶされてる感じで、
蚊は結構平気な顔して飛んでます。

ならば、と思って買ったのが、スプレー式の殺虫剤。
キ○チョールみたいなやつです。

一度、試しに、我が家最大の蚊の繁殖地、バスルームで使ってみたところ、
100匹近い蚊を殺すことに成功。
というか、普段、あまりバスルームの電気をつけなくて、
薄暗い中でトイレやシャワーを使っていたから気付かなかったけど、
こんなにたくさんいるとは・・・

で、今日は、「食事の間ぐらい蚊に邪魔されずにごはん食べたい!」ということで
ダイニングルームで使ってみたところ・・・

最初は数匹しか飛んでなかったはずが、
殺虫剤にびっくりしたのか、うじゃうじゃと物陰から出るわ出るわ・・・
口で大きく息を吸い込むと、蚊を吸い込んでしまうぐらい
(昔、インドのデリーで、そういうことがありました。
殺傷を厳しく戒めてる人は、いつもマスクをして虫を吸い込まないようにしてます)

蚊って、いつも飛び回ってるわけではなくて、
物陰でかくれて、文字通り羽を休めているんですが、
こんだけいたんなら、そりゃあ、毎日何十か所も刺されるわ。

マラリアやデング熱の予防に、蚊帳を使うとか、殺虫剤をふりかけるとか、
そういうことを考えるのは、やっぱり、普段、現地に住んでいない人、
蚊が飛び回ってない環境に住んでる人なんだなあ、って改めて判りました。
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相手を認める、信頼するということ

2011.01.29.23:25

勝手に2月を「Dr.TORUのレクチャー強化月間」にして、一週間が経過。

僕が少し話すことに慣れてきたのか、
以前と比べて、かなり楽に話すことができるようになりました。

決して英語がうまくなったわけでもなく、
もちろんビルマ語が話せるようになったわけでもないですが。

レクチャーの準備をしてて、気がついたことがあります。

以前は、
「日本人の医者として、ここに来たからには、何か仕事を残さないと」
「ここのスタッフの間違った知識や習慣を直さないと」
なんて、ここのクリニックのスタッフがまだまだ未熟で、
言うことやることが怪しくて、
だから、僕がいろいろと講義をして、指導をしなきゃ、
と思ってましたが、
ふと気がつくと、それほど気になることが多いわけではない。

患者さんの中で、一番数が多い病気は、
風邪~気管支炎~肺炎、いわゆる「呼吸器感染症」で、日本もビルマも同じですが、
このあたりの治療は、日本と比べてそれほど劣ってる訳ではありません。
もちろん、使える薬、手に入る薬が限られるので、
使えない薬、できない治療方法に関する知識は限られてますが、
いわゆる「野戦病院」「難民クリニック」なんていう言葉では片づけられないほどの
知識と技術を、彼らはちゃんと身につけています。

数日前、とある西洋人(ヨーロッパ人)が、
「ここのクリニックで、抗生剤の使用量が多いけど、濫用してるに違いない」と
僕や同僚のカナダ人のスタッフに聞いてきましたが、
日本やカナダと比べて、抗生剤の使用基準はむしろ厳格で、
「熱がある人には抗生剤」が当り前な日本より、
風邪や呼吸器感染症や胃腸炎の治療はレベルが高いと思います。

ここのスタッフが信頼できず、
「彼らは間違ったことや遅れたことをやってる」という先入観で相手を見ると、
間違ったところ、おかしなところだけに目が行ってしまって、
ちゃんとしているところ、素晴らしいところをきちんと評価せずに、
ひたすら「あらさがし」をやってたんだなあ、って気づきました。

なので、以前のレクチャーは、教科書の一節の、隅から隅までをカバーするようにして、
そして、欧米ではどのように病気を治しているのか、をひたすら説明していましたが、
今では、「本当に問題なところや大事なところ」だけを説明するようになったので、
「説明しなきゃいけない項目」が減った分、
みんなの反応をうかがったり、みんなに質問して答えるのを待ったり、
質問の時間をいっぱい取れるようになったり、で、
ちょっとは講義の質があがった気がします。
自業自得、じゃなくて自画自賛。

それより、もっと嬉しかったのが、
もっともっと、ここのスタッフを信頼していいんだ、と思えるようになったことです。
来た当初は、スタッフのあら探しをして、鬼姑のごとくこまごまと指導をして、
話を聞いてくれたら嬉しいけど、言うことが分かってもらえなかったら諦めて・・・
と、お互いに、あまり幸せな関係ではなかったですが、
少しずつ少しずつ、いつのまにか信頼が大きくなって、
今では、少なくとも僕にとっては、気楽で楽しい関係になってます。

そういうことに気づけたので、
徹夜で講義の準備をするのも、
人前で下手な英語で話すのも、
「何で未だにビルマ語が話せないんだ?」って言われるのも、
もうあまり気にせずに、
自分で勝手に楽しみながら、講義をしています。

星に願いを

2011.01.28.00:10

2週間前に僕がクリニックに復帰してから、
突然未熟児の出産や紹介が増えたらしく、
新築された産科病棟の未熟児室は、常にいっぱいです。

先週、ビルマで生まれた、出生体重990グラムの握るとつぶれてしまいそうな赤ちゃんが、
はるばる国境の川を越え、バイクタクシーに揺られてやってきました。

そう、ビルマの病院の医療費は高いから、
赤ちゃんを入院させられる親は滅多にいません。
いたとしても、治療が終わらないうちに、お金がなくなって、
中途半端なタイミングでうちのクリニックにやってきたりします。

体重が小さい赤ちゃんの多くは、まだ肺が成熟できてないので、
生まれた途端に呼吸が苦しくなることが多いのですが、
この赤ちゃんは、自力でしっかりと頑張って呼吸をしてました。
おなかの腸も成熟できてないと、ミルクを消化できないのですが、
この子は生後2日目から順調にミルクの消化もできてました。

ところが、今日、突然、呼吸が止まってる、と連絡があって、
駆けつけてみると、辛うじて心臓は動いてるけれど、
顔は真っ青、体は冷たくなって、ほとんど息をしていませんでした。

朝は元気だったのに・・・
消化できなかったミルクを吐いてしまって、それが気管に入ったかな・・・

昨日、一回だけ、ミルクを全然消化できてなくて、
その時は心配したのですが、
その後は順調にミルクを消化できてたから、
あまり気にしてなかったけど、何か不調のサインだったんだろうなあ・・・

とはいえ、日本みたいに濃度の濃い、糖分がしっかり入った点滴は
ここではできないので、
エネルギー、血糖値を保つには、
おなかでミルクを消化するしかないので、
そう簡単にミルクを中止はできません。

でも、いくら言っても、言い訳になってしまう。。。

生まれた直後に、毛布にくるまれ、はるばる国境を越えて、
990グラムの赤ちゃんにとってはかなりの長旅だっただろうに、
それを乗り越えられるぐらいだから、
体は結構丈夫なはずだと信じてたのに・・・・

脳の呼吸中枢を刺激するお薬は、
だいぶ前から飲んでいたので、
あとは、自然の成行きに任せました。

ようやくクリニックに落ち着いたと思ったのに、
また旅に出てしまいました。

早く、落ち着く場所が見つかることを祈ります。
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いい加減に・・・

2011.01.27.01:49

新しい年を迎え、メソットでの生活を始めて、
2週間近くたちました。

始めたいことがいくつかあったんですが、
「新年の抱負」なんていうと、
僕の場合、達成できない代表のようなもので、
今一つ現実感がないので、
周囲の人を巻き込んで、やりたいことを決めました。

その1.
クリニックで講義をする。
・・・「講義」というと、一方的に何でも知ってる「先生」が何も知らない「生徒」に
「正しい知識」を教える、という形になってしまうので、
「僕の考え」を伝えて、実際にどうするかは、当のスタッフに任せる、
という方向性をより明確にしようと思います。
これまで、何回か「講義」をして、
「欧米の教科書にはこう書いてある」「日本ではこうしてきた」
ということは説明してきて、
一応、「実際にどうするかは、あなた方が決めてください」と
授業の最後に言ってきたんだけど、
欧米式とメータオ式の二者択一を迫る訳ではなくて、
その折衷案でも何でも、実際に、スタッフがやりたいと思ったやり方を考えてもらおう、
と思います。

とりあえず、あちこちのスタッフに、
「いついつ、こんな内容で講義をするから聞いてね」
と発表してしまって、自分が逃げられないように、しました。
早速、昨日、産科病棟のスタッフに、新生児医療の講義第1回目を始めて、
午後の眠たい時間の割には、それなりに食いついてくれたので、
少し気を良くしてます。
週に2~3回ぐらい、講義をしていく形になりそう。
こちらも毎回、ほぼ徹夜で準備をするから、かなり眠たいですが。

その2.
ビルマ語をもうちょっと頑張る
・・・ビルマ語で患者さんと話す、というのが
だんだん非現実的な目標になりつつありますが、
もうちょっと形だけでも、何とか頑張りたい、というか
結果はだめでも、とりあえず、勉強するだけ勉強しなきゃ、と焦ってまして・・

今の下宿に入る時、管理人の兄ちゃんが教えてくれる、という話だったんですが、
「教材がない」「サッカーで忙しい」ということで
なかなかレッスンが始まらず、
こちらもあまり積極的にレッスンをお願いしなかったから、
ずるずると今に至っています。
先日、ようやく教材が手に入ったので、
まずは、もう一度管理人の兄ちゃんを巻き込んで、
来週からレッスンを始めることにしました。
無事に始まるかは怪しいですけど。
とりあえず、教材だけでも目と耳を通しておかなきゃ!

その3.
マラソンを走る。
・・・食べることが大好きな僕なので、
常に運動していないと、大変なことになります。
7月にタイの北部、メソットと同じくビルマとの国境に近いメーサリアンというところで
フルマラソンがあるので、
それを目標に、なるべく走ろう、と決めました。
まずは、エントリーしちゃって、
「走らないとエントリー代25$がもったいない」
というところから始めます。
これが、三つの中では一番簡単な目標かな・・・

とまあ、タイにいる間は、こんだけいろいろ頑張ってみようと思います。
これから、一か月おきに日本とタイを往復するような生活になりそうなので、
どこまで頑張れるかは、非常にあやしいですが、
タイにいる間だけでも、タイでしかできないことを、やりたいですね。

そして、最後に・・・
頑張った人には御褒美を・・・(笑)

ということで、ちゃんと以上の目標を頑張れたら、
3月に、タイのマッサージの短期講習を受けようかと。
14,000バーツ、日本円で五万円ぐらい、
安くはないけど、タイならではの御褒美ということで、
これを目指して、がんばります。

秋は夕暮、冬はつとめて・・・

2011.01.24.02:39

日本は、まだまだ寒い毎日だと思いますが、
ここメソットは、夜はそれなりに寒いものの、
日中の気温はどんどん上がってきてます。
気温が上がってきたというより、日差しが強くなってきた感じ。
タイを含む東南アジアでは、一番暑くなるのが、3月から4月ごろなので、
それに向けて、目下準備中、といったところでしょうか。

考えてみれば、一番寒いのが12月~1月なのに、
一番暑いのが、3月~4月というのは、
かなり慌ただしい季節の変わり方に思えてしまいます。

でも、メソット郊外に行って周りを見渡すと、まだまだ晩秋~冬の田舎の風景。
今日は日曜日で仕事がすぐに終わったので、
カメラ片手に、散歩兼写真撮影に行ってきました。
田舎もんとしては、やっぱり田舎な風景が一番落ち着きます。

ちなみに、枕草子には、秋は夕暮、冬はつとめて・・・とありますが、
なかなか朝早くには起きれないのが残念。。。
ここでは、僕が育った日本海側や京都と違って、
真冬の今でもきれいな夕焼けが見れるのがいいですね。

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この開放感が、なんとも言えないですね。ホームに戻ったというか。

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一見普通の落葉樹、冬の風景なんですが、
このあたりの木でも、冬に葉っぱを落とすんですね~意外な発見です。

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収穫を終えた田んぼ?畑?
日本なら田んぼなんですが、ここは畑かな・・・?

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農作業中。

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大人用自転車に3人乗りをしようとしてる子どもたち。

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バイクで疾走。

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藁を積んでます。いかにも晩秋~冬のような光景。

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収穫したサトウキビをちょっぴりつまみ食いしてる子どもたち。

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東南アジアではどこでも見かける、大ベストセラー商品、いすゞのボンネットトラック。
タイの幹線道路ではあまり見かけなくなりましたが、田舎に行くと、まだまだ現役で動いてます。
丸い目玉のベンツのトラックと並んで、個人的に大好きな車の一つ。
ちなみに、積み荷は、子どもたちがつまみ食いしてたサトウキビです。。。

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すすき野原で、まるで秋の夕暮れです。

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丸いのは、水のタンクです。

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あの家には、電線もないし、電気が通ってなさそうですが、
傍から見てると、それが特に問題とは思えないですね。

タイと言えば

2011.01.22.23:09

タイと言えば、みなさん何を想像されますか?
料理?リゾート?ムエタイ?

僕にとっては、食事も気候も人々も、
ここには癒しが満載なんですが、
その中でも、一番僕を癒してくれるもの、

それは、タイのマッサージです。

今日は、9月にタイに来て以来
初めてマッサージに行ってきました。

まだ若くて純粋?だった学生時代は、
マッサージと聞くと、
いかがわしいところじゃないかと怖くて入れなかったんですが、
一応30歳を過ぎて大人の仲間入りをした昨年、
初めてバンコクの街中にあるマッサージ屋さんに入ってみて、
そこで衝撃をうけました。

なんて気持ちがいいんだ~^^

しかも安い。

バンコクでは、大体1コース1時間で250バーツ=800円ぐらい。
ここメソットでは、なんと60~120バーツ=200円から400円ぐらい、
日本だと、10分1000円が一つの相場だったと思うので、
何分の一だろう、と考えてしまうぐらい、安い。

初めてマッサージを受けて、意外だったのは、
中国から日本に伝わった、体の構造の考え方があって、
ハリやお灸などはそれに従って体をほぐすのですが、
(僕もそれを少しかじって自分自身や友達などのマッサージをしてた)
タイのマッサージのほぐし方も、
なんか基本的なところはそれに似てるような気がする。
気がする、というのは、ハリやお灸のことも、
タイのマッサージのことも、あまりよく知らないから、なんですが、
ともかく、所違えど心は同じ、ていう感じで、それもまた、面白いところです。

そういえば、タイに来る前は、
絶対にタイのマッサージを勉強して帰ろう、
なんて思ってて、実際にDVDを買って勉強する気満々だったんですが、
今は、とてもそれどころじゃないな。
でも、さすらいの按摩師(座頭市みたい?)みたいに、
マッサージしながら世界を放浪するのも、ありかも、ですね。

ゴミの山、宝の山

2011.01.20.23:53

さて、久しぶりにクリニックに行くと、
病院に入ってすぐのところに、
無数の段ボールが山積みにされてました。

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実は、前もって話は聞いていたのですが、
海外(おそらくカナダ)の病院から、
医療器具を大量に寄付してもらったそうなんですが、
こちらの事情関係なしに、とりあえず、いらないものを送ってきたらしく、
うちの病院では使えないものが、わんさかわんさかとありました。

とりあえず、ここのスタッフが、めぼしいものだけ抜き取って、
残りは「不用品」ということで、放置してたんですが、
日本から来ている内科の先生と二人で、半日ほど、
使えそうなものを、まさに「宝探し」してきました。

それだけ、外来も病棟もガラガラで暇だったからできたんですけど。

注射に使う針、それも普通の針ではなく、
肺やおなかを直接射すときに使う、ぶっとい針、
いろいろなチューブ、
患者さんに処置をするときに、消毒されたものを置くために使う、清潔なシーツ、
その他いろいろ。

小さな器具を、大きな段ボール数箱分集めてきて、
病院の物置にしまってきました。

それにしても、
透析に使うカートリッジ(透析膜)、
人工呼吸器の回路、
中心静脈や動脈用の点滴セット、
関節や骨の手術に用いる物品、
残ってるものを全部合わせると、
500万円は軽く超えるだろう、っていうぐらい、
まさに「宝の山」状態。
それが、誰にも使われることもなく、
病院の入口に放置されているのは、なんとももったいない話です。
余ってるこの物品を、日本に逆に輸出して、お金を稼ぎたいぐらい。

今回いただいたこの「お宝」は、まだ使用期限が過ぎていなかったので、
「お宝」たりえたんですが、
世界的にみると、途上国の医療現場に、
使用期限切れの薬や医療器具を「寄付」するのは、日常茶飯事です。
医療器具の処分は、先進国ならどこの国でもめんどくさいしお金はかかるし、
それなら寄付してしまおう、ということなんでしょうが、
相手の事情をちゃんと調べてくないこともあるので、
途上国の病院が「先進国の医療廃棄物処理場」と化すこともしばしばあります。
日本製の電気器具などは、壊れてしまうと、
高いお金を払って日本に贈らないと修理もできないので、
たいていはそのまま放置されます。
僕が日本にいるとき、途上国の医療現場を支援していただけるなら、
極力お金が有難い、モノの支援は、こちらが必要としているものだけにしてほしい、
と力説してまわったのも、このような事情があるからです。
寄付してくださったほうも、悪気はなかったと思うので、
ますます残念な気がしてなりません。

それにしても、なんとか、この「お宝」、
有効にどこかに売ったりあげたりできないかな・・・

たかが一か月、されど一か月

2011.01.19.22:28

新婚旅行からダイレクトにタイに帰って、7日間が経ちました。
メソットを5週間ほど離れていたことになるのですが、
戻ってみてびっくり!!
いろんなところが変わってて、まるで浦島太郎です。

一番身近なところでは、
下宿の家政婦さんが突然変わってたこと。
契約更新のトラブルがあったらしく(まるでスポーツ選手)
以前にお世話になってた人は辞めてしまい、
新しい人がまた来たのですが、

まだ、何をしたらいいのか、分らないことが多いみたいで、
前の人みたいに、掃除に洗濯、ごはんはすべておまかせ、
というわけにはいかなくなりました。

そして、毎朝通ってた(というか下宿の真ん前でやってた)、
モヒンガーという麺料理の屋台もなくなってて、
毎朝の食事に悩む日々です。

新しい家政婦さんの子供たちや、
二人いる管理人の一人のほうの家族がそれぞれの部屋に来てて、
にぎやかと言えばにぎやか、
うるさいと言えばうるさい(毎晩大音量で音楽が流れる)
僕のパソコンが盗まれたときはあんだけ静かだったのに、
セキュリティはどこかにいってしまったみたい。
家政婦が変わったこともあり、とりあえず、
家の鍵という鍵を変えてはみたけど、ちょっと不安な日々です。

街中は、どんどん新しいカフェがオープンして、
これまでは、コーヒーを飲むのは外人だけだったけど、
今では、タイ人も、スタバ風の濃いめのコーヒーに、どっぷり練乳を入れた、
東南アジア風(本人たちはそんなこと思ってないけど)カフェラテなんかを飲むのがおしゃれのようです。

そして、病院に行くと、患者が激減。
どうも、最近ビルマ国内での内戦の戦闘が激化しているみたいで、
多くの人たちが国境の川を渡ってタイに避難したがってるけど、
タイの軍隊がそれを認めないらしく、
タイに来るのがちょっと難しくなったらしい。
小児科も内科も、病棟も外来も、ガラガラになってました。
(前の日曜日あたりから少し患者数は増えてきましたが)

ガラガラの病院に追い打ちをかけるように、
病棟の裏手にあった、雑貨屋さんやいくつもの食堂が、全部強制撤去!!

いったい何があったのか、誰も語ってはくれませんが、
おかげで、文字通り、病院にお茶しに来てた人達が、いなくなってしまって、
一層さみしい姿になってしまいました。

それでも、診断や原因がよくわからない患者さんや、
こまめに治療経過を見なければいけない、状態の悪い患者さんは全然減らなくて、
一臨床医としては、なかなか頭も心も休まりません

そして、診断はついたけどここでは治療ができない、
心臓病などの子供たちをチェンマイという都会の大病院に紹介する作業が、
今急ピッチで進んでます。
年末年始は手術も何もできないので、
そういった患者さんのリストがいっぱい膨らんでたみたいで、
今は、患者さんの家族と、
今後遠く離れた都会に移って数年にわたる治療を受ける意思が本当にあるか、
連日お話をして、
重症度に合わせて順次大病院を受診できるように、みんなで動いてます。

この一週間で、忘れていたビルマ語もだいぶ戻ったし
(もともとほとんど話せなかったからすぐに戻れる)
パソコンも使えるようになったし
(今度はデジカメの充電器が壊れて、メインのデジカメが使えなくなったけど・・)
リハビリ期間は終了です。

とりあえず、今、ここのクリニックで、
どんな子供たちが心臓の手術を待っているか、
そして、ほかに、どんな難しいor珍しい病気の子供たちがいるか、
どんどん情報を発信していこうと思います。

バングラ旅行記・写真編

2011.01.18.21:22

今回は、バングラでの写真を一気に載せてしまおうと思います。
写真がでかくて読みにくくてすいません。

首都のダッカ(ベンガル語ではタッカ)は、
人口何千万人という大都会です。
近年の好景気を受けて、ビルがどんどん建ってます。
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空を見上げれば、近代化の進む大都会ですが、
足元を見れば、インドと同じ、世界で一番じゃないかと思うぐらいの
清濁入り混じった、混沌とした混雑があります。

道路はどこも大渋滞。そして無法状態。

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交通ルールもマナーも何もない、
そこには人間の動物的本能しかありません。
みんな急発進、急ブレーキ、そしてクラクション!!
でも、なぜか事故らないところがすごい・・・

この大渋滞を縫うように走るのが、
現地名でリキシャという、人力車。
スーツを着たビジネスマンも、
宝石を散りばめたきれいなサリーを着たマダムも、
そして工事現場の兄ちゃんから買い物帰りのおばちゃんも、
みんなこれで移動します。

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後ろから見たら、こんな風にデコってます。
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子供たちの登下校用には、鳥かごみたいな人力車もあります。

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まるで囚人車・・・

僕たちが行った時は、まさに真冬。
朝晩はめっちゃ寒い!!

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厚手のジャンパーが欠かせません。

そして、バングラと聞いて、思い出すのが、そう、洪水。
国の大半が、ガンジス川の河口のデルタ地域にあって、
川の中州に何千万人が住んでるような状態です。

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川の中州の高い所を踏み固めて、そこに集落をつくってるような印象。
訪れた集落の中はこんな感じでした。
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川の水が打ち寄せてできた砂地の道を帰る、
学校帰りの子供たち。
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集落のみなさんと。
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学校にもお邪魔させてもらいました。
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河の中州なので、船は重要な移動手段です。
そして、川面に浮かぶ水草も、重要な資源だったりする。
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私たちも船で移動しました。
この方が、NGOの代表の方。
一見マフィアのドンですが、とっても優しい人です。
一家三人がお世話になったんですが、
特に息子をみんなでかわいがってくれました。
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息子は写真出しNGなんで、ほかのスタッフの方を含めて、
みんなで写ってる写真が出せなくて残念。
バングラの田舎を満喫している嫁さんを載せます。
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正直、ほとんど途上国に足を踏み入れたことのなかった嫁さんが、
世界で一番貧しくて汚い国、とまで揶揄されるバングラを、
ここまで楽しんでくれるとは思わなかった。
一番には、現地のNGOの方々に本当にお世話になったんですが、
それに加えて、バングラの環境を受け入れて楽しめるところと
(実は結構好き嫌いが激しいんですけど)
よくもまあ、何の根拠もない、僕の話を信じて、
ここまでついて来てくれるところと、考えてみると、
おれの嫁はすごいなあ、って思ってしまいます。
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夕暮れ時の風景。
真ん中の網は、漁で使う仕掛けです。
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川の向かいは、昨年大雨の後にできた!中州だそうです。
バングラでは、一夜で中州ができたり、逆に土地が流されたり、
当たり前のように起きています。
なんだか、土地の所有の概念が変わりますね。

というわけで、とりあえず、ザザっと写真を流しました。
次回からは、そろそろ話をメソットに戻したいと思います。

バングラの写真の、ちょっとその前に

2011.01.17.23:39

今日は何の日だったかみなさん御存知でしょうか?

関西人しか知らないかもしれませんが、今日は阪神淡路大震災の日です。

あの時、自分は京都で高校一年生で、一人暮らしをしてましたが、
なぜか朝5時45分ぐらいに目が覚めたんです。

そのあと、激しい揺れがきて、
枕もとにあった、重たいオーディオを載せていた棚が揺れて、
頭の上に落ちてくる寸前でした。

よく助かったと思ってたら、
神戸のほうは、それどころじゃなかった。

とりあえず、現場を見てみたくて、
何かができるかもしれないと思って、学校が終わってから、
阪急電車が動くようになってから、
西宮北口という駅まで行って、
真っ暗な被災地を延々と数時間歩いてはみたものの、
壊れて誰もいなくなった家、
なんとか頑張らなきゃ、と悲壮感と強い決意を秘めた人、
「こんな時はみんなで頑張ろう」と
泣きそうな顔で笑って励ましている人、
そして、ただ疲れきった人、
北口駅とその周辺は、大勢の人でごったがえしてました。
そして、五体満足で、何もできず、誰にも声もかけられず、
のうのうと風景を眺めている自分。

目の前の風景がショックだったというより、
何もできない自分がショックでした。
恥ずかしかった。
わざわざ、学校が終わった後、片道3時間もかけて、
何しに来たのだろうか???

その時に何かを決意したとか、
緊急医療援助の原点だとか、
そういうかっこいい話ではなくて、
ただ単に、あの時の情けなさは、一生自分の中に残るトラウマだと思ってます。

あの年は、近畿地方は結構寒くて、
地震のあった当日もかなり冷え込んでたけど、
僕の実家のある、兵庫県の日本海側は、雪が多い年でした。
今、日本は日本海側では大雪、太平洋側は冷え込みが厳しいと聞きます。
ちょうど、95年を思い起こします。

新婚旅行

2011.01.17.03:31

みなさん、お久しぶりです。
かなり長い間、更新できませんでした。

1月7日に一人で頑張って新しいアパートに荷物を運び、
嫁さんに手伝ってもらいながら、
二人で一緒に徹夜でそれをアパートの中にほりこんで、
1月8日の早朝に一人でバンコクに出発。
1月9日に嫁さんと息子がバンコクに着いて
(航空券の関係で、日本からバンコクまでは別の飛行機)
そのまま新婚旅行に出発!
1月12日にバングラを出て、タイに戻り、
嫁と息子は翌日日本に帰り、僕はタイのメソットにもどりました。
バングラに行く直前に、秋葉原で1万5千円で買った
パソコンのハードディスクが壊れてしまい、
昔使ってたパソコンを使えるようにするまで3日かかり、
更新が遅くなってしまったわけです。

で、旅行の行先は・・・バングラディッシュ!(笑)

実は、バングラのNGOの方から、将来一緒に働かないか、と誘って頂いて、
下見や今後の相談を兼ねて、バングラに行ってきました。
そのNGOでは、マイクロクレジットといって、
地域の貧しい人たちに小規模の融資を行い、
それで何か事業を始めて収入をえられるようにする、
そういった事業を行うと同時に、
その収入を使って、人々に保健や人権などの教育活動を行ったり
診療所で産科・小児科メインの診療を行ったりしています。
そこでなら、夫婦そろって働ける!と嫁さんを誘ったところ、
めちゃめちゃ乗り気だったので、一緒に下見がてら旅行に行ったわけです。
もちろん、夫婦そろってバングラで働くとなると、
息子も一緒に来ることになるかもしれないので、息子も連れて行きました。

結論から言うと、バングラはとっても寒かったけど、とってもいいところでした。
首都のタッカ(英語ではダッカ)は、ごちゃごちゃしてて、渋滞がすごくて、
まさにインドのデリーや、パキスタンのカラチのような感じ。
デリーより数倍渋滞はひどいかな。
でも、田舎に行くと、どこの国でも田舎はいいものですが、
とっても落ち着いていて、穏やかで、
かなり癒されました。
ご飯も、三食カレーだよ、と言ったら当初は嫁さんはビビってましたが、
どれもとってもおいしくて、全然飽きません。
下手に欧米に旅行に行くより、食事はおいしいんじゃないか、と勝手に思ってます。
ということで、今年タイで働いた後、
来年はバングラに行くことになりそうです。
何より、嫁さんがバングラという国そのものも、
働くことになりそうな、クリニックでの仕事も、
とっても興味をもってくれて、一緒に働いてくれそうなこと、
そして、意外にも、息子もバングラを気に入ってくれて、
あまり嫌がらずに一緒に来てくれそうなこと。
仕事の内容とか、今後の見通し以上に、
家族がどう思うかが心配でしたが、
それは全く問題がなさそうです。

ちょっと今日は写真が間に合わないので、
バングラの写真はまた次回に。

一人ひっこし

2011.01.08.23:59

昨日は、日本滞在最後の日。
何をしたかというと・・・最後の最後に、引越しをしました。
この春に、東京都清瀬市にある、結核研究所というところで、
結核に関する、臨床的な知識から公衆衛生、保健行政まで、
いろいろと勉強するために、
清瀬(正確には東久留米市)に安アパートを借りていて、
そのまま大量の荷物を置きっぱなしにしてありました。
今回、結婚したということで、
そのアパート代がもったいない!(3万2千円ですが)
ということになり、
嫁さんのアパートの近くのトランクルームを借りて、
そこに大量の教科書や文献を移し、
必要な生活用品は嫁さんのアパートに無理やり押し込むことにしました。

本当は一昨日から作業を始める予定でしたが、
つい、息子と公園で1時間ぐらい遊んでしまい、
昨日一日で、全部やらなければならなくなったんです。
いつも、最後の直線にならないとエンジンがかからない・・・

朝からレンタカーでトラックを借りてきて、
棚とか洗濯機とか、大量の教科書とか、
とにかく片っ端から箱詰めして、荷台に積んでいき、
積み込みはなんとか2時間ぐらいで終了。
でも、積めなかった不用品の処分に3時間ぐらいかかった・・
なるべくリサイクルショップとか古本屋とかに売って
少しでも小銭を稼ごうとしたのがいけないんですが。

結局すべての荷物を降ろし終えて、アパートに帰ったのが夜の10時ぐらい。
晩御飯を食べて、日本を発つ荷造りをしつつ、
アパートの中に全ての荷物を入れ込んだのは、
朝の5時すぎでした。。。
相変わらずのギリギリマスター。
一晩休んで、というより、リアルタイムで両腕も脚も筋肉痛になっていくのが、
おかしいというか悲しい感じです。

本当は、最後の日は家族でゆっくりしたかったけど、
嫁は仕事があるし、息子は宿題があるし、
みんな、ギリギリ追い込まれていたので(笑)
我が家らしいといえば我が家らしい、旅立ちの前夜になりました。

今回の一時帰国で、
嫁といろいろ遊んだりけんかしたりしながら、お互いの理解を深められたし、
お互いの両親に挨拶に行って、婚姻届を出したし、
さらに、
息子と公園であそんだり、凧揚げしたり、だいぶ仲良くなれて、
まあ、やりたいことは全部やれた感じです。
もちろん、2~3か月分の生活費も稼げた.

ということで、一時帰国は今日で終了。
朝6時の電車に乗って、成田に行き、日本を後にしました。

実は、今日から、就職活動兼新婚旅行なのですが、それはまた後で

テンションあげて、凧あげて

2011.01.04.23:28

みなさん、新年明けましておめでとうございます。

しばらく、ブログの更新もせず、年賀状も出さず、
応援していただいている方々には、本当に申し訳ない。

それにしても、相変わらず、毎日は忙しいです。
週に何日かは病院で当直として働き、
これまで嫁と息子が二人で肩を並べて住んでた
狭いアパートに無理やり居住空間を作るべく、
連日の大掃除と片付けがあり、
仕事がないときは家事があり、
挙句の果てには秋に買ったパソコンが壊れてしまい
・・・

仕事がはかどらないとき、子どものせいにしたくなる、
その気持ち、すごい良く分かりました(笑)
でも、本当は、単に本気になってないだけで、
仕事ができない・すすまないのを、
多忙とか、子どものせいとかにしてはいけないですね。

片付かない部屋や、たまってる仕事をみると、テンションが下がりますが、
一ヶ月間限定の、限られた時間の中での嫁さんと息子との生活なんで、
なるべくテンション上げて楽しんでいこう!

ということで、先日、凧揚げをしてきました。
そう、前にブログに載せた、メソットで150バーツ(500円ぐらい)で買った
きれいな凧です。
寒いのと、毎日ゲームに熱中しているのとで、あまり気乗りのしない息子を説得し、
近所の公園まで、家族3人で行ってきました。

実は、僕が凧をあげたのは、幼稚園時代までしか記憶にない。
その後もあげたことがあったのかもしれないけど、
そもそも日本海側の地域では、冬にあまり晴れることがない。
だから、息子以上に楽しみだったんですが・・・

公園で息子といっしょに思いっきり走りながら、
なんとか凧を高くあげようと、悪戦苦闘。
でも、いっしょに思いっきり走っただけでも気持ちよかった。
なかなか凧が揚がらなくて、見かねた嫁さんが手伝ってくれて、
ようやく凧が高い空にあがりました。

いや~気持ちいい~~

きれいな凧がパタパタ、スィ~ってあがっていきます。

息子が写真掲載NGなんで、写真を載せられないのが残念ですが、
家族3人、一緒に汗をかいて楽しめて、良かった良かった。

日本での新婚生活も、残すところあと3日。
その後、次の仕事を探しに、
嫁さんと息子を連れてバングラに行って(新婚旅行も兼ねてます)
その後は、2ヶ月間、また単身赴任、というか、別居生活の再開です。
正直、寂しい気持ちでいっぱいで、
なんでそこまでして無償でボランティアをせなあかんのか!?
なんて思ったりもしますが、
今年の夏まで、という自分が設定した期間は、きちんと仕事をやり通したい。
そのためにも、一つでも多く、家族との楽しい思い出を作っておきたくて、
そして、そのために必要なのは、
ディズニーランドに行くでも、スキーをするでもなく、
日々の生活の中で、どんなことでも楽しんでしまうぐらいの柔軟な心持を持って、
家族と時間を過ごしたいですね。
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プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
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