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繋がる幸運、繋げる希望

2011.02.28.19:09

ここ10日間ほど、白血病疑いの患者さんを含め、重症の患者さんが多数入院したり、
精神的に大きなトラウマを抱えて病院に来たと思われる女の子が入院したり、
(これについては、後ほどご紹介いたします。)
その他いろいろと深刻な背景を抱えた問題が山積みで、
かなり大変な毎日を過ごしていました。

そんな中、先日ご紹介した、白血病が疑われる患者さんですが、
かなり「ツキ」を持っていたように思います。

普段はなかなか血液検査をしたがらない(お金がかかるから)スタッフが、
珍しく早い段階で検査を、しかも、再検査までしてくれて、
うちの病院に入院してからはすぐに疑わしい病気が見つけらて、
家族も、二つ返事で検査や治療を受けることに同意してくれて、
「白血病」=不治の病としてなかなか検査や治療をすすめることが難しい中、
たまたまチェンマイまでの患者さんの搬送を受け持つ団体が、
検査や治療をすすめることに同意してくれて、

そして、昨日、患者さんをチェンマイまで送ることができました。

本来なら、車の順番待ちでチェンマイまで行けるのが2週間以上たってから、
だったのですが、
とてもそこまで体調が持ちそうになく、
そのことを察してくれたスタッフが、なんとか早めに搬送しようとしてくれたところ、
たまたま、昨日なら、地元の私立の病院で小児科の先生が外来の当直をしてくれる、という情報を入手し、
それとは別件で、たまたま、帝王切開をするために一人患者さんを地元の公立病院まで搬送するので、
メータオクリニックの患者搬送用の車に便乗して、地元の私立病院まで搬送してもらい、
そこからは、私立病院の救急車でチェンマイまで搬送してもらう、
という、まさにミラクルが重なり、
なんとかチェンマイまで搬送することができました。

R1012315.jpg
搬送車(といってもトラックの荷台に幌を付けただけですが)で
地元の私立病院に向かう患者さんと、
しっかりと守るように抱きしめるお母さん。

もちろん、土日なのに、軍や警察の許可を得るために
スタッフたちがひたすら電話を掛けまくってくれて、
軍や警察がすんなり「不法入国者」の搬送を許可してくれたことも、
感謝以外の何物でもありません。

痛い検査を受けて、つらい治療を受けたとしても誰もが助かる病気ではありません。
でも、幸運が重なって治療を受けるところまでようやくたどり着いたので、
これからも、幸運が重なってくれるような気がしてなりません。

まずは、第一関門を突破したので、
次は、無事に治療が始められるように、祈るばかりです。
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プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
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