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立ちはだかる壁

2011.03.12.21:44

災害の被災地で、自分と自分の家族の無事を確認した後にすること

それは、周りを見渡して、助けを必要としている人がいないかどうか、確認すること。
そして、お互いに助け合って、多くの人の輪をつくること。

今回、幸いにも僕の家族も、アパートがある世田谷区も、
大きな被害はありませんでした。
だから、次は、実際に現地に入って、できることをしなきゃ。
別に義務でも何でもなくて、ただ、そうしたくてたまらない。

ただ、なかなかそうもいきません。
おそらく、日本中の人たちが、現地に行って何かしたいと思っているのではないでしょうか。
でも、自分の仕事をそう簡単に休むわけにはいかないのです。

僕も、以前お世話になったAMDAという団体の派遣メンバーとして、
明日の早朝、現地に向かおうとしたのですが、
残念ながら、僕の仕事の代わりをみつけることができず、断念しました。
交通機関が非常に制限された被災地では、
ある程度の人数がまとまって動く必要があり、
自分の仕事のスケジュールに合わせて働くことはできません。
ちょうど明日、何名かのスタッフが新潟経由で東北に向かうと聞き、
あちこちに電話をかけまくって、なんとかしようとしましたが、無理でした。

医療従事者は、今から一週間ぐらいが一番必要とされるのではないかと勝手に思っています。
災害の直後は、怪我などの患者さんが多く、
時間がたつに従って、病気の患者さんが増えていきますが、
基幹病院は最優先で復旧するので、時間がたってくると、
よそからの医者は必要ではなくなってきます。
今後、現地の状況がどのように推移するか分りませんが、
現地の医療スタッフが、地元の病院で働くことができない今が、
外部からのスタッフが必要になりそうです。

うー。悔しい。

あー、悔しい。

でも、気持ちを切り替えて、
できることをやっていくしかないです。
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♥. ♠. ♣Alice
プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
Toru Yoneda

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