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災害時に、最後に残るもの

2011.04.26.22:20

津波で被害を受けた地域の光景を見るたびに、
この世のはかなさというか、危うさというか、
「物質」で構成されるものが、いかに簡単に壊れたり、なくなったり、
自分から離れて行ってしまうか、
改めて認識しました。

苦労して働いて、ためたお金で家を建てたり、
車を買ったり、服を買ったり、
でも、何か起きてしまったら、
一瞬でただの「ガレキ」になってしまいます。

何かを買うこと自体は、人間として当たり前の、ごく普通の行動だと思いますが、
手に入れたものは、いつどこで無くなってしまっても、やむを得ない、
そのような心持で毎日を送らないと、
このような災害が起きてしまったら、耐えられないんじゃないか。
そう感じました。

そして、どんな災害が起きても、
人がいる限り、
人と人、心と心のつながりは残ります。
だからこそ、普段から、自分の周りにいる人、遠くにいる人、
すべての人とのつながりを大切にしなければならないと思います。

正直言って、被災地に一か月もいて、
未だに、親しい人を亡くしてしまった方への言葉を見つけることができません。
僕にできるのは、せいぜい一緒に泣くぐらいのことです。
ただ、一つ言えるのは、
全てを流されて身一つで助かった人にも、
人のつながりはある。
最後の最後に頼りになる、本当の宝というものは、目には見えないもの、
ということを、本当に体感してきました。

こんなことを、
何も被害を受けていない、家族を亡くしたわけでもない、
そんな自分が語るのは、非常に気が引けるのですが、
とにかく、よそ者のこの僕を受け入れてくれて、
このような重要なことを気づかされてくれた、
大槌町の被災者の方々、
地元で開業されていた先生方、
皆様に、感謝したいと思います。
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プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
Toru Yoneda

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