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自分たちにできること

2011.04.27.07:46

幸運にも、自分は、この一か月、岩手県大槌町に行くことができました。
日本中で、「自分も何かがしたい」と思われている方が大勢おられると思います。
実際に、日本中から、ボランティアの方が集まってこられています。

で、僕が、現地に入って、実際に何をやったのか、というと、

あまりたいしたことはやってません。

端的に言うと、みなさんがこれまで飲んでおられたお薬を出す、
の一言に尽きます。
この行為そのものは、とっても地味で、
もちろん、患者さんの体調やおかれている環境に応じて、多少のアレンジはしますが、
それでも、アドレナリンがでるような類のものではありません。

でも、その単純な行為と同時に、
薬をもらいに来られた方々と、顔を見て話し、手を取って血圧を測る。
そういう時間が生まれます。

そういう時間が、一番大切なんじゃないかと思います。

自分の専門を押し付けるのではなく、相手が必要としていることをする。

先日、コメントに書いてあったとおり、
自分の嫁も、一週間ほど大槌に来てくれました。
当初は、助産師としてきたのですが、助産師としての仕事なんて、ほとんどありません。
でも、避難所にいる子どもたちと、本気になってキャッキャッと遊んでいました。
寒くて、不便で、先が見えない避難所生活の中で、
まず必要なことは、子ども同士で遊ぶことです。
誰に言われるでもなく、
自分の専門性を活かせなくてもそれを気にする訳でもなく
本気で子どもたちと楽しんでいた姿は、
理想の「緊急支援」なんじゃないかと思います。
それが簡単にできてしまうところが、すばらしい。

医療関係者も、そうでない方も、大勢の方が、支援活動として現地に入ってこられます。
残念ながら、仕事の都合で、数日間のみ活動されて帰っていかれる方も多くおられます。
理想は、長期間、ずっと現地に滞在して、活動されることだと思いますが、
短期間しかおられない方には、
ぜひ、現地の状況を目で見て、話を直接聞いて、
何が起きたのか、そして、何が現地で必要かを、体全体で感じ取ってほしい、
そう思います。
現地に来る前に、「私の専門は○○だから、これをしたい」と決めてかかってしまうと、
実際に現地で必要とされていることとズレていたりします。
ズレていることを押し付けてしまうのは、お互いに残念な結果を生みます。
それよりは、現地の状況を感じ取って、
それを被災地の外に持って帰って、みなさんで共有してもらえると、
より多くの人を巻き込んで、大きなことができると思います。
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♥. ♠. ♣Alice
プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
Toru Yoneda

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