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2人目の息子

2011.06.27.00:41

5月の終わりに、一人の男の子が入院してきました。

もともと、原因不明の病気で肝臓が悪くて、全身黄疸で真っ黄っ黄なんですが、
熱が上がって、その後から、
全身の皮膚に小さな塊がいっぱいできたり、
青あざができたり、
関節が痛くて曲げられなくなったり、
もちろん、ぐったりして、ご飯も食べられません。

症状を毎日見ても、いまいち、何が起きているのかよく分らない。
ただ、肝臓の調子が、いつも以上に悪いことは間違いなさそうです。
鼻血がでたり、歯ぐきから血がでたり、
全身で血が止まりにくい状態になってるようですが、
血液検査をしても、出血を止める血小板という数字は正常です。

血液が固まりやすいかどうかの検査は、
普段はうちの病院ではやっていません。

あれやこれやと悩んでいて、
このままだと肝臓がだめになって、命も危ないんじゃないか、
あの皮膚の下にできた塊は何なんだ?皮膚の結核?心臓にバイ菌が付いた?
そもそも、何で肝臓が悪いんだ???

そんなことを考えているうちに、
1週間したら、いつのまにか自然によくなって退院してしまいました。

・・・??

ところが、6月の後半に、また同じように具合が悪くなって、再入院。
今度は、口から血を吐いたりと、前以上に激しい症状です。
肝臓が悪くなると、門脈という血管の血流が流れなくなるせいで、
血を吐いたり、お尻の近くから出血したりするのですが、
それを示すような症状はない。

すると、病院のスタッフのナンバー2で、
誰にどの検査をして良いか、を取り仕切っている人が、
血液の固まりやすさを調べる検査をしてくれて、
しかも、血液を止まりやすくする薬も使わせてくれました。
その薬はビタミンKといって、納豆の中に入っているんですが、
出血した時に、血液が固まって、出血が止まるようにする物質の材料になるものです。

結局、ビタミンKが効いたのか、自然に良くなったのか、その両方か、
今回も、無事に元気になってくれました。

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頻繁にその子の診察に通ったせいか、
今ではすっかりなついてくれて、病棟に入った瞬間に駆け寄ってきて、
僕の手を引っ張って、あちこち連れまわそうとしたり、
遊んで~と目で訴えたり、
逆に僕が担いで連れまわしたり。
両親も、僕が一緒に遊んでいると、
この子の面倒を僕に任せて、ご飯を食べに行ったり、買い物に行ったり
するようになりました。

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DSC05535.jpg

う~、このまま日本に、二人目の息子として、連れて帰りたい。
でも、症状が良くなって、元気になったら、退院、というのが病院のルールです。

患者さんが退院する時、もう悪くなって入院することはないように、と思う反面、
そうなると、もう会えなくなる、と思うと、正直ちょっと寂しい、というのが本音です。
今回は、医者らしいことは何もできなかったけど、
ただただ、一緒に遊べて、楽しかったよ。

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メソットの大雨

2011.06.27.00:11

昨日から、ここメソットは大雨が続いています。

もちろん、雨期の真っ最中なので、激しい雨はしょっちゅう降っているんですが、
今回は、その持続時間が違う。

普段なら、せいぜい30分程度で、雨の勢いは弱まるんですが、
昨日は1日中、激しい雨が降り続きました。

普段の雨をはるかに超える、タイの大雨。

病院の外来は、朝からガラガラ。
そして、敷地内には、あちらこちらに川や池ができていました。

小児科外来の婦長さんは、病院の敷地のはずれのあたり、
川沿いの、少し地面が低いところに家があるんですが、
なんと腰まで浸かるほどになってしまいました。文句なしの床上浸水です。
DSC05549.jpg
婦長さんによると、4年に一回、こうなるらしい・・・

僕も、朝は、普通に竹の葉っぱでできた笠をかぶり、自転車をこいで出勤したんですが、
帰る頃になると、町のあちこちで、マンホールの下から真っ黒い下水があふれてきて、
膝から腰まで浸かるぐらいになってしまい、
さあ、大変。

深い水の中を、自転車をこぐのは、かなり大変。
とうとう、一番水深の深いあたりでこげなくなってしまい、
腰まで水につかりながら、ザブザブと歩いて帰るはめになりました。

ちなみに、これはアパートからとった、川になった道路です。
DSC05556.jpg

タイの下水・・・当然、いろんな生ゴミや、ウ○コなんかがいっぱい流れてるんだろうな・・・
そんなことを考えながらザブザブ自転車を押して歩いていると、
周りの住民たちは、なんと、家の前まで出てきて、
ザブザブがんばってる通行人を見物しつつ、果物の皮をむいたり、魚をさばいたり。。。。

オイ! いくらあふれた水がゴミをきれいさっぱり流してくれるからと言って、
道路にゴミを流すのはやめてくれ~~

とはいえ、日本でも、ほんのちょっと前まで、
水洗トイレが普及していないところでは、
洪水のあとは、町じゅうがウ○コだらけになってたものでした。

水害の後に、いろんな感染症が流行するのが、良く分ります。

落とし穴

2011.06.23.23:05

ここ数日、慌ただしい産科病棟ですが、
そんな中、生後7日目の赤ちゃんが「ミルクの飲みが悪い」と
やってきました。

看護婦さんが診察して、黄疸がある、ということで、
点滴と、抗生剤と、
光線療法という、特殊な蛍光灯のような機械で
赤ちゃんに光を当てて、黄疸の物質を分解する、
という一般的な黄疸の治療を始めてくれてました。

次の日の朝の回診で、初めてその赤ちゃんを診たのですが、
「治療を始めてから、元気になっておっぱいを飲むようになりました」
という言葉を聞いて、そのまま治療を続けて様子を見ることにしました。

今朝、回診で回ると、たまたま赤ちゃんが目を開けてたのですが、
改めてその赤ちゃんを見てびっくり!!
黄疸がかなりひどい!!白目の色がはんぱじゃない・・・
そして、「洛陽現象」といって、
目玉が動く人形みたいに、目玉が下を向いている・・・
なんとなく、脚の動かし方も怪しい・・

これは、「核黄疸」という、重症の黄疸の症状で、
黄疸の物質が脳にダメージを与えてしまった時に出てくる症状です。

重症の黄疸の時には、先に行った光線療法という治療のほかに、
体の血を入れ替える、交換輸血ということを行わないといけません。
昨日、午前と午後の回診の時は、すやすやと眠っていたし、
元気になってきたという話だったから、そのまま寝かしてたけど、
もっとしっかり診ておくべきだった。

そんな中、最初に赤ちゃんが来た時に血液検査をしていたらしく、
その結果が帰ってきました。
総ビリルビン(黄疸の物質)34.67
と、かなりの異常値。
メータオクリニックでは黄疸の値は調べられないので、
地元のメソット総合病院に血液を持って行って、検査を依頼するのですが、
結果が分かるまで1~2日はかかります。
だから、リアルタイムに治療方針を決める事には全く使えないので、
滅多に検査はしません。
でも、看護婦さんが、検査をしようと思うぐらい、
初日に病院に来た時には、黄疸がひどかったんでしょう。
そして、結果が判明した時には、すでに脳にダメージがきてしまっている。

いずれにしても、きちんとリアルタイムで検査をしつつ、治療方針を決められるように、
急いで赤ちゃんをメソット総合病院に転院させました。
年に数人の重症の黄疸の赤ちゃんのために、
百万円近くもする、黄疸の検査の器械を買って、スタッフもトレーニングして・・・
ということが、この病院には簡単ではないことはよく分りますが、
でも、もし、欲を言いだすとキリがないけど・・・
その器械があれば、もっと早く赤ちゃんを転院させられたのに。。。

でも、その前に、この赤ちゃんをきちんと診ていなかった、
その事実はどうしようもありません。
この病院でできることを順番にやって、その結果といえばそうですが、
もっと良い結果にできる可能性があって、
その可能性を掴めなかった。
重症の黄疸の場合、後遺症は一生続くこともあります。
悔しいというより、痛い。

晴れのち雨

2011.06.23.22:32

昨日、久しぶりにメソットに晴れ間がさしました。
日本はかなり暑くなってきたようですが、
こちらは、毎日厚い雲に覆われて、基本的には涼しい日々です。
でも、いったん晴れだすと、一気に気温が上がって、
爽やかな天気になります。

でも、晴れると、湿気が上昇気流に乗って雲を作り、
そのすぐ後には、また激しい雨が続くんです・・・

昨日は、一気に未熟児が二人も生まれました。
一人は、1040gの赤ちゃん。
保育器をあけるため、3日前に生まれた1300gの赤ちゃんに、
保育器を明け渡してもらいました。
もう一人は、1560gの赤ちゃん
体はこっちのほうが大きいのですが、生まれてから、ずっと苦しそうな呼吸をしていました。

専門用語で「RDS:呼吸窮迫症候群」といいますが、
肺がまだ未熟なため、自力では充分に呼吸ができない状態です。
肺は、お母さんのおなかの中にいるときは、水に浸かったスポンジのようになっていて、
それが、生まれておぎゃあ、と泣いてるうちに、水分が吸収されて、
風船のように膨らんでいくんですが、
この子の肺は、全然膨らんでいないような感じでした。

日本なら、喉に管を入れて、肺が膨らみやすくする薬を使って、
必要なら人工呼吸器を使って・・・と治療を進めるのですが、
ここでできることは、
1)点滴
2)酸素吸入
3)抗生剤
実際に呼吸を助ける作用があるのは(2)の酸素吸入ぐらいで、
あとはこの子の力に祈るのみ・・・

でも、こんな時に限って、外は激しい雨。
雨の時って、人間は呼吸がしづらくなるんですよね・・
もちろん雨だけのせいではないのですが、
がんばってるところに追い打ちをかけられたような感じで、
結局、充分な呼吸ができないまま、亡くなってしまいました。

別の、1140gで生まれて、生後2週間ちょっとになる赤ちゃんも、
ずっと調子が良かったのに、
晴れ→雨の天気に従うように、急に体調が悪くなってしまった。
普段は雨が好きなんですが、
赤ちゃんが次から次へと調子が悪くなったり亡くなったりするのをみると、
早くスカッと晴れてほしい、
そんな気持ちになります。

止まない雨はない、
今はただ、じっと我慢するしかありません。

たった半日

2011.06.20.23:44

今日、少し早めに病院に出勤して、
いつもどおり、産科病棟に行ってみると、
具合の悪い赤ちゃんが来たから、見てほしい、とのこと。
この病院では、具合の悪い、生まれたての赤ちゃんを診察したり処置をするときは、
分娩室にある、ヒーターのついた、新生児専用の処置台に載せるので、
分娩室に行ってみました。

話を聞くと、満期の妊婦さんが、トイレに行って、そこで赤ちゃんが生まれてしまったらしい。
お母さんは、薄暗い早朝のトイレの中で、
一人でお臍を切って、
赤ちゃんの体を拭いて、
それでしばらく自分の状態が落ち着いてから病棟のスタッフに赤ちゃんが生まれたことを知らせたらしい。
スタッフが赤ちゃんを診た時には、
体温がすっかり下がって低体温状態になってしまっていて、
全身青白く、泣くこともできず、心臓の脈もゆっくりになってしまって、
まさに死んでしまう一歩手前の状態。
何はともあれ、まずは体をあっためないといけないけど、
あいにく、処置台の電源コードが断線してしまっていて、
ヒーターが使えなかったので、
僕が見た時には、湯たんぽをだいて、タオルでぐるぐる巻きにされている状態でした。

辛うじて、か細い声で泣いてはいるけど、
全身真っ白で、かつ真っ青で、
脈も1分間に100回と、ギリギリ最低レベル。
点滴を入れたいけれど、血管が細くなってしまっていて、
皆で試してみたけど、とても取れそうにありません。
しょうがないから、とりあえず、全身を温めながら、
強心剤や他の薬を筋肉注射して、見守るしかありませんでした。

その後、なんとかヒーターが復活したので、
より効率よく温めることができるようになって、
少しずつ脈も安定してきたのですが、
低体温状態が続いたためか、血液が固まらなくなってしまう、DICという状態になってしまって、
注射の痕から血液がにじみ出て止まらなくなり、
口からも血液を吐いてしまう状態になってしまい、
生まれてからたった半日で、亡くなってしまいました。

思わぬところで、急激にお産が進んでしまって赤ちゃんが生まれることを、
墜落分娩と言います。
非常に劇的というか、ドラマティックというか、
生んだお母さんはもちろん、周囲の人間は大慌てになるのですが、
当の赤ちゃんは、「生まれる準備ができたから生まれたんだよ」とでも言わんばかりに
ケロッと落ち着いていることが大半です。
でも、今回は、一度も楽な思いをさせることができずに、亡くしてしまいました。
トイレで生まれたといっても、病棟の目と鼻の先なので、
その目と鼻の先で生まれたにしては、あまりにも状態が悪かったので、
ひょっとしたら、体温が下がってしまった以外に何か病気があったのかもしれません。

多少良くなったとはいえ、赤ちゃんが、生まれてお家に帰る前に亡くなるということが
まだまだ珍しくはない、この病院ですが、
今回、一番残念だったことは、赤ちゃんにお母さんのおっぱいをあげられなかったこと、
お母さんに抱っこさせてあげられなかったこと、
そして、悔しかったのは、「点滴さえ入れられたら何とか助けられたんじゃ・・・」という思い。
せっかく満期まで順調に来て、わざわざ病院に入院して(この地の大半の女性は自宅で出産します)
それで、つるっと安産で生まれてきたのに、
たまたまタイミングが悪かっただけで、
赤ちゃん本人も、お母さんも、お互いに満足しあうような、そんな日々を迎えることができなかった。
言い訳も理屈もなく、ただただ悔しくて、残念な、そんな半日でした。

今日はお勉強の日

2011.06.19.23:49

今日は日曜日。朝の病棟回診だけで、仕事は終わりです。
早めに昼食をとって、何をしようかな~?と考え、
ちょっと勉強することにしました。

本来、タイにいる間に勉強しよう、と思ってたのに
勉強できていないことは、山ほどありますが、
今、とりあえず勉強したいのは、
「PTSD」についてです。

PTSDというのは、日本でもすっかりおなじみになりましたが、
災害や事故、暴力など、
精神的に非常に大きな苦痛を伴う経験をした後に、
特有の症状が1か月以上も続く時に、診断される、ストレス障害というものです。

といっても、こんな風に書いても、なんのこっちゃ、という感じで、
それは、僕が全然PTSDについて理解できていないことの裏返しです。

岩手に1か月滞在して、帰って来てから、
野田正彰先生の「災害救援」という本を読みました。
ずっと前にも、このブログで書きましたが、
そこで繰り返し強調されいたのは、
「体の傷を治しただけで終わり、ではない」
ということでした。

そして、今回、初めて「自分もストレスを受ける」という体験をしました。
想像を絶する被災地の様子、そして
生還した被災者から語られる言葉、
さまざまな出来事や体験が、グサグサと心に突き刺さってくるのを実感しました。

被災者についても、救援者、つまり一緒に働く仲間に対しても、
ちょっと、精神的なストレスについての勉強が足りなかったな、と深く実感したのです。

もともと小児科は、精神的なストレスと密接にかかわっている領域。
腹痛や嘔吐、喘息発作などで来る子どもたちの何割かは、
精神的なストレスで発症している、と言われています。
こういった、いわゆる「心身症」は、身体に現れた症状だけを治しても、
元の心のストレスを何とかしないと、すぐに再発してしまいます。
PTSDとはちょっと離れますが、精神的なケアの重要性は、
日々の診療で絶えず実感していました。

まだ、どのような世界が広がっているのか、全く分りませんが、
ちょっと宿題を一つ増やして、がんばります。

確かなあしあと

2011.06.17.23:46

今週月曜日に大槌に行き、すぐにタイに戻ってきました。
スケジュールを見ると、タイ→東京→釜石・大槌→東京→タイと、
かなりめまぐるしい、忙しいスケジュールですが、
自分の中では、全然忙しくない。
ただ、一日一日がすごく長く感じて、
数日前のことが、はるか昔のことのように思えたりします。
スケジュールについていけずに、忙しさも感じられないんやろうか・・・??

ともあれ、10日ぶりのメソット・メータオクリニックです。
この10日の間に、季節は本格的な雨期になったのか、
一日中、激しい雨ー曇りーシトシト雨ー曇りーまたスコール・・・
とひたすら雨が降ってきます。
そして、小児科病棟は、いつのまにか、マラリアの患者さんでいっぱい。
外来に来る患者さんの数も、少しばかり増えていました。
とはいっても、激しさを増す内戦のため村から町への移動が困難ならしく、
例年と比べると半分以下ですけど。

そして、産科病棟では、先週メソットを離れる日に、
1008gのちっちゃな赤ちゃんが生まれました。
スタッフたちは、
「いろいろ計算もできるようになったし、この前800gの赤ちゃんも育てられたし、自分たちだけでも大丈夫」
と言ってましたが、

無事に育つかな~・・・?

とちょっぴり不安な気持ちのまま、メソットを後にしました。

で、帰って来てみると・・・

無事に大きくなってて、良かった~の一言。

記録用紙を見ると、
以前は、あげなきゃいけない薬しか書いてなかった用紙に、
「呼吸の状態の確認を何時間おきに」
「一日何回、血糖値チェック」
など、赤ちゃんひとりひとりにあわせて、
大事だと思われるチェック項目を、書きだして、
スタッフみんなで忘れないように共有していました。

日本でも、チェックすべきことをチェックし忘れることは、
しばしば起きてしまうのが実情です。
僕は、カルテに書け、だとか、みんなでなんとかしろ、とか
一言も言わなかったのに、
スタッフ自身で、
どうすれば大事なことを忘れずに赤ちゃんのケアができるのか、
考えて、工夫したみたいでした。

そうやって、自分たちで、
何が大事かを考え、
どうすればうまく動けるかを工夫し、
同時に、新生児で使う、細かい計算もちゃんとできるようになり、
そんな彼女たちの姿をみて、思わず涙が出そうになりました。
新生児室で、赤ちゃんを見て、ではなく、
看護婦さんを見て泣きそうになるのは、かなりレアな体験です。

新生児室の中だけにとどまらず、
新生児室を卒業した、元・未熟児ちゃんたちの、
予防接種をいつ誰がやるか、とか、体調を崩した時にどこを受診するか、とか、
多くの未熟児が無事に育つようになったことで生じてくる新たな問題についても、
積極的に他の部署と連携をとって、調整をしていました。

この彼女たちのモチベーションの高さがいつまで続くか分りませんが、
とにかく、僕が、産科病棟で、あれこれ講義をしたり
毎朝回診で計算の練習をさせたり、
してきたことが、実を結んだな、と思います。
そして、当分、僕があれこれ口を出さなくて良さそうです。
というか、口を出さずに、これからの更なる活躍を見守っていきたい、
そう、上から目線の「成長を見守る」ではなく、
自分を追い越して走っていく彼女たちを、「後ろから見守る」
そんな気持ちになれました。

もちろん、言い出せば、他にもいろいろと改善できる点はありますが、
それは、大事なところから順番にしていけばいいわけで、
今の時点では、これ以上あれこれ変えたり
プレッシャーをかけると、全部壊れてしまいそう。
ということで、残り1か月、基本的に、後方支援に徹しようと思います。
そして、それでいいんだよ、と言われた気がします。

思わぬエール

2011.06.15.20:04

数日前、大学時代の親友から、大きな封筒が届きました。

開けてみてびっくり!!

親友からの手紙はもちろん、
なんと、大学時代の同級生から、「結婚おめでとう」の寄せ書きが入った色紙と、
そして、みんなからのカンパ。

実は、富山の大学を卒業した後、
同期の人たちとはほとんど連絡すら取っておらず、
従って、だれの結婚式にもお祝いを送らず、
それは、今回手紙をくれた親友に対してもまた然りで、
この前の結婚式で、突然祝電を送ってくれたのが、
9年ぶりの、感激の”再会”になりました。

自分がやっていることを、大学の同期に知らせるのは、
恥ずかしい、という思いもあるし、
金目的の集金活動、と思われるのも嫌だったし、
自分の活動を、誤解されないようにきちんと説明するのが億劫だったんです。

こんな”友達不孝”な僕にも、ちゃんと色紙を送って頂いて、
みなさま、本当にありがとうございます。

ということで、感激のあまり撮った色紙の写真を載せておきます
DSC05429.jpg

おおきなえほん(読み聞かせツアーのお知らせ)

2011.06.15.16:33

以前、私たちのチャリティー披露宴で、皆さんから頂いた268,900円。
そのお金で、絵本を買って大槌のこどもたちに読み聞かせをしたい、
ということで、大槌で以前からそのような読み聞かせの会をされていた方にお会いしてきました。
大槌町にある、大念寺というお寺さんの奥さんの大萱生さんという方で、
前回お会いした時には、津波当日、津波と火事の炎がお寺の目の前まで押し寄せ、
その中で、流されてきた人をみんなで助け、
隣にあった小学校の生徒はお互いに助け合いながら寒い裏山で飲まず食わずで3日間助けを待ち・・・
と緊迫した、でも感動的なお話を聞かせてくださった方です。

DSC05375.jpg

これまでも、直接お会いしたり、電話や手紙でやり取りをしていたのですが、
その中で、リクエストがあった絵本を、
まずは送ることにいたしました。

で、その絵本ですが・・・

でかい!!DSC05363.jpg

DSC05370.jpg
DSC05373.jpg

こんなおおきな絵本があったんですね。
アマゾンで注文するときには、全然その大きさが実感できなかったんですが、
目の当たりにすると、迫力があります。

DSC05372.jpg

今のところ、これらの絵本の購入代金として、59535円を使いました。
あと、紙芝居もいくつか買う予定にしています。
残り、20,9365円、そこから、紙芝居代として、7~8万円ぐらいかかると思います。
残ったお金は、大萱生さんと、使い道を考えていこうと思います。

そして、7月30日か31日に、この大念寺でやる読み聞かせ会&お楽しみ会に、
参加させて頂くことになりました。
もしご希望のかたがおられましたら、具体的な日程など相談したいので、
御連絡ください。
とりあえず、絵本のプロジェクトが前に進んで、私たちを大槌の方が受け入れてくれて、
さらに、もういちど大槌にいく理由ができて、良かった。

それでも復興はすすんでいく

2011.06.15.16:08

先日、一か月ぶりに岩手の大槌・釜石に行ってきました。
ちょうど、災害から3ヶ月の記念日の後です。

久しぶりにみた大槌の印象は・・・

きれいになったなぁ・・・

そして、自分たちで動きはじめた人たちが、どんどん増えてました。

震災後1か月と2か月では、あまり変化が感じられなかったんですが、
2か月と3カ月では、かなり印象が違います。

津波のため壊滅した、大槌の市街地。
直後はガレキや車や船やらで、文字通り足の踏み場もなかったのが、

今では、かなりきれいさっぱり。
多くの全壊した建物が、基礎だけ残して、撤去されていました。

DSC05400.jpg

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そして、市街地の中心部をはしる、メインストリート。
地盤沈下の影響で、慢性的に海水に使ってしまうようになり、
土砂を積んでかさ上げして、その上を通るようになっていたのですが、
多くの大型車が通るため傷みが激しく、途上国のような、デコボコ道になっていました。
それが、ちょうど今回訪ねた時は、舗装工事をしていて、
きれいなアスファルトの道路に生まれ変わりつつありました。
たったそれだけのことでも、ものすごく大きなことのように感じます。
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道路の向こう側には、再開した建材やさんの看板も見えます。

町の中には、数か所の給油スタンドがあり、
ガソリンを入れることができるようになっていました。
ガソリンは、田舎で暮らす人には、水や電気と同じぐらい、
生活に欠かせないものですが、
震災直後は、町内すべてのガソリンスタンドが被災して、
どうにもこうにも給油が全くできない状態でした。
そこで住む人たちは、たとえ車が壊れずに残っていたとしても、
どこかに行こうにもどこにもいけない、そんな足を奪われたに等しい状態でした。
だから、田舎者の自分としては、ガソリンスタンドにひっきりなしに車が入っていく光景が、
ものすごく力強く映りました。
DSC05421.jpg
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まだ、商品を並べることができるお店は、皆の予想通り、
国道沿いのローソン一軒だけで、
「ローソン以外何もない町」なんていう声も耳にしましたが、
そのローソンに多くの方が買い物に行き、
その駐車場は、今は臨時のバスターミナルになってます。
そうやって、みんなが顔を会わせることができる場所が、すこしずつ増えていくことを願うばかりです。

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被災地の、被災者の間では、
復興・復旧状態の格差が広がっている、と言われています。

仮設住宅に入れる人、入れない人、
仕事がある人、ない人、
さらに、仮設住宅に入るとなると、
今度は、身の回りの物を全て自分で調達しなければならなくなり、
また、支援物資んも原則受け取れなくなる、というルールらしく、
仮設住宅の応募にあたったけど、入れない人もいると聞きます。
そのような格差自体は、震災直後からあったわけですが、
今は、その格差がだんだんと、一人一人の被災者にとって
ボディーブローのように応えてくるようになる時期だと僕は思います。

復旧・復興のプランが具体的、現実的になるに従って、
いろいろな思いが交錯して、「被災地の声」というものも多種多様となり、
なかなか復興を前に進めづらくなります。
がれきの山を撤去することですら、
思い出の品が消え去っていくことに、複雑な思いを抱く人は多いはずです。
これからの復興を、強引に急いですすめるのか、
ゆっくり時間をかけるのか、それは大槌の人が決めることですが、
とりあえず、以前と比べ、確かな足取りで前に進んでいく大槌の姿を見ることができて、
すごく勇気づけられました。
今回は、被災地の方々のお話を聞く時間がなかったのが非常に残念でしたが、
また次回来れた時には、そのような時間を作るように、
そして、復興にたいしてどのような考えをお持ちなのか、
聞かせて頂きたいと思います。

メータオの白血病の子・大槌の絵本プロジェクト

2011.06.09.20:31

さて、以前にここでご紹介した、メータオクリニックでみつかった
白血病の男の子ですが・・・

数か月間の抗がん剤の治療をうけて、
今のところ、経過は順調!!でした。
白血病の治療は、数か月入院して抗がん剤の治療を受けて、
その後月に1~2回外来に通って、
また数か月後に、数か月間入院して、抗がん剤の治療を受けて・・・
という形で進んでいくのですが、
今は、一旦退院して、
でも、ビルマの家に帰ってしまうと、内戦のために移動が大変なので、
定期的な通院も入院もできなくなってしまうので、
メータオクリニックの奥にある、
患者さんが寝泊まりする宿泊所(大きな部屋にみんなで雑魚寝するんですが)
で寝泊まりしてるそうです(残念ながらまだ会えてはいませんが)

残念ながら、地震と津波の影響で、
お金を集めることはおろか、定期的に容態をチェックすることすら難しくなってしまったので、
とりあえず、元気にしてくれていて、めでたしめでたし、です。

そして、津波で被害をうけた、大槌町に絵本をおくって読み聞かせをしよう!!プロジェクト
大槌でもともと読み聞かせの会を主宰されていた方と連絡をとったところ、
みんなにみえるような、大きな絵本と、紙芝居が欲しい、とのことでした。

とりあえず、すぐに注文できたのが、
からすのパンやさん
花さき山
はらぺこあおむし
くまのコールテンくん
100回だてのいえ
の5冊の本です。

これから、紙芝居も、順次注文していこうと思います。

ちょっと反省

2011.06.08.12:45

最近、書くことがワンパターンになってますね・・
そして、ちょっと上から目線でエラそう・・・

先日の日記、ちょっと修正しちゃいました。
なんだか、書き終わった後にイライラするというか、
気持ちが悪かったんですが、
やっぱり、気分が悪くなった方がおられたみたいで、
確かに、自分のことを偉そうに書いてばかりで、反省です。

皆様にご報告したいことがいくつかあるので、
また明日、ご報告させて頂きますね。

人の役に立ちたい!?

2011.06.06.22:11

先週から、嫁と二人でメソットに滞在して、
金曜と土曜日は、嫁はメータオクリニックの産科病棟でお世話になっていました。

最初の日の前の夜は、急に医療英語の本や助産師の教科書なんかを読み返して
それなりに気合いを入れていて、
今日が、嫁にとって最後の日になるので、さぞかし張り切っているのだろうと思いきや、

朝からあまり元気がない。
事情を聴くと、「人の役に立っている実感がないのが辛い」とのこと。
初めての海外、しかも途上国の医療現場で、
たった三日間しかいないのに、それで結果を残して皆の役に立ちたい、という
その意気込みはすごいもんだと思いましたが、

そりゃあ、まだまだ無理だよ~
というのも、また本音。
僕がみんなと慣れて、実際の現場の事情も把握して、
ちゃんとみんなと意見を交わすことができるようになるまで
1か月以上はかかったのに、
その課程を経ずに、いきなりみんなと打ち解けて、
お互いにやってほしいこと・言いたいことを察知して行動に移すのは、
ちょっと難しい。
嫁を受け入れてくれた、産科病棟のスタッフにしても、
数日間しかいない人に、何かを教えてもらったり、
世話になったりするつもりなんて、あまりないんじゃないかな。。。

でも、何か人の役に立ちたいという思いを抱いて、
国内だろうが海外だろうが、新たな医療現場にやってきたのに、
自分の存在意義を、他人からも、自分でも、認めてもらうことができない、
そのような環境の中で働くのは、とっても辛いことです。
そういう時には、一にも二にも、焦らないことだと思うのですが、
時間的に縛られている状況では、なかなかそうも言ってられない。
そういう僕も、焦ることはしょっちゅうです。

あとは、時間が自然に解決してくれるよ・・・と言おうとしたけど、
一通り悩みを打ち明けてすっきりしたのか、
午後からは元気な笑顔を見せるようになりました。
自分の状況をきちんと分析して、
悩みを打ち明けて、自分で立ち直るあたり、さすがです。

あわてず、でも、だらけずに、
自分を誇示せず、卑下せず、でもプライドを持って、
まずは、目の前の相手と心を少しずつ交わしてみて、
そうして、お互いに必要としているものを、お互いに補う。
その時に、自分は必要とされているんだ、と
自分の存在意義が見えてくると思います。
他人に必要とされることを実感する、というのは、
人が生きていく上で、とっても大事なことだと思います。

お母さんは川へ洗濯に・・・

2011.06.05.23:01

普段、東京で家族みんなで暮らしているとき、
僕がいつもみんなの洗濯をやっているのですが、

タイに夫婦二人で来て、
突然、嫁が洗濯をやるようになりました。

実は、僕は手洗い洗濯が好きで、
旅行に行っても、いつもゲストハウスでたらいを借りて、
ゴシゴシ洗濯して、パンパンって干すのが日課でした。
以前のタイの下宿では、ビルマから出稼ぎに来ている家政婦さんが
洗濯もしたい(もちろん有料)ということで、
難民支援のつもりで、洗濯をお願いしていましたが、
新しいアパートでは、家政婦さんはいないので、
手洗いがめんどくさい、大きな洗濯物は近所の洗濯屋さんに出しますが、
小さなものは、自分でゴシゴシと洗濯するつもりでいました。
東京のアパートには、嫁が前から持っていた小さな洗濯板!があって、
それを今回持ってきたのです。

すると、洗濯板使って手洗いすると、こんなに汚れが落ちるんだ!!
と、新たな感動を覚えたらしく、
毎日交代で、洗濯をやるようになりました。

DSC05347.jpg
ゴシゴシ・・・

DSC05350.jpg
タイの洗剤と記念に?

実際、手で洗うと、電気洗濯機と比べると、意外と汚れが落ちますが、
洗濯板を使うと、鬼に金棒?な感じで、とっても気持ちがいい。
何人もの家族の分を全部手で洗うのは大変ですが、
真面目に汚れを落としたいものは、洗濯板がおススメ!!
そして、電気器具を使う家事はあまり好きではなくても、
実際に汗をかきながらの家事は喜んでやるという、
嫁の新たな一面が分かった今回の旅行でした。

懐かしさと寂しさ・・久しぶりのメソットにて

2011.06.02.22:16

昨日、久しぶりにタイとビルマの国境の町・メソットに帰ってきました。
しかも、今回は、久々に嫁もメソットに来てくれることになり、
結婚してから、初めて、二人きりでメソットに滞在することになりました。

いやあ、ほんまに久し振り。
英語もビルマ語も、すっかり忘れてしまって、
なかなか思うことがしゃべれないぐらいです。

日本に帰る前の2月、以前住んでいた下宿の管理人と
セキュリティのことでトラブルになり、
今月から、別のアパートに移り住むことになったので、
今日は、朝から引っ越し作業をしたのですが、

二人で新しいアパートの大掃除が、楽しい楽しい。

いつも、口喧嘩しながら、東京のアパートの掃除をやるのですが、
こちらだと、なぜかとってもはかどる。

一番の原因は、部屋の大きさに対して物が少ない、ということでしょうが、
広々としたタイの空の下で、
何事にも急かされない生活のおかげで、二人の心に余裕ができている気がします。

午後からは、以前に勤めていたメータオクリニックに挨拶に行きました。
「久しぶりだけど、元気にしとったか~??」
みたいな調子で、皆さんと感動の再会!!
をしつつ、嫁もみなさんにご紹介。
母親代わり?のように世話をしてくれた、
小児科外来の婦長さんは、残念ながら若者たちの研修のため不在でしたが、
多くの子どもたちをチェンマイの大病院に搬送してくれたスタッフ、
産科病棟のスタッフ、
小児科病棟や内科病棟のスタッフ
カウンセリングのスタッフ、
久々に顔を見ることができ、
メールではなく、直接話をすることができて、
懐かしい気持ちでいっぱいです。
産科病棟や小児科病棟では、
早速入院患者の相談がやってきて、
約3か月ぶりに仕事が始まりました。

実は、今回、3ヶ月前に自分が残した書類や教科書をみて、
ちょっと複雑な気持ちです。

これまでも、たびたびメソットから日本に帰って、
バイトをして生活費を稼いで、またメソットに戻って・・
のような生活をしてきたのですが、
メソットに来るたびに、
「あと10か月で何をしようか」
「まだ後、半年もある」
と、長い時間をかけて、いくつかの仕事を少しずつ始めたのですが、
今回は、もう、あと1か月しかありません。
久しぶりに対面した、自分の3ヶ月前のノートや資料に宿っていた、
僕の「やる気」や「熱意」が、薄れた形で目の前に現れて、
いろんなことをやろうと意気込んでいた昔の、
といってもたった3ヶ月前ですが、
遠い過去の自分が、誰よりも、一番懐かしく見えて、
そのことに、とっても寂しくなりました。

さすがに、残り1か月ちょっとで、新しいことを始めることは
とっても難しいし、
始められたとしても、それが皆にとって良かったのか悪かったのか、
その判断ができないまま立ち去るのは、無責任だと思うので、
今回は、新しいことを始めるつもりはありません。
自分がやってきたこと、あるいは3ヶ月前にまさにやり始めたこと、
それがみんなにとって、どうなのか、
良かったなら、どうすればそれを続けていけるか、
良くなかったなら、どうすればよかったのか、
それをみんなと一緒に考えようと思います。
まさに、まとめの1か月。
大してなにもしなかった、できなかったのに、
この段階でまとめだなんて、正直つらい気持ちもありますが、
でも、多くの人を巻き込んでいろいろやらかした以上、
やらないといけない。

あとは、クリニックのスタッフが、患者さんの病気が良く分らずに困ったとき、
相談できるような、そんな体制が少しでも作れたら、
いいなあ、と思います。
以前一緒に働いていた内科の齊藤先生が、
もともとは9月まで働く予定だったのが、
いろんな事情でやむなく3月一杯で切り上げることになり、
4月からは、だれも医者がいない状態が続いています。
たいていの病気は、看護師が診断し、治療をしてしまいますが、
それでも、対応に困ることもしばしばあって、
そんなときに、誰かに相談できるのとできないのとでは、
かなり結果が変わってきます。
別に僕でなくても、誰かに気軽に相談できるように、
システムを作っていきたいなあ、と思います。
(時差の関係で、東アジア~東南アジアが一番相談しやすい)

そんな、いろんな思いの入り混じった、
久しぶりのメソットでした。
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プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
Toru Yoneda

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