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熱中症を防ぐ・続編

2011.08.19.08:53

先日、熱中症について、記事を書きました。

基本は、水分を摂ることと、汗をいっぱいかくこと。

たとえば、東南アジア諸国では、
唐辛子と砂糖と塩分をよく摂ります。
あんぱんやチョコレートも、ちょっと塩気が効いていたりする。
コーヒーは、いわゆるベトナムコーヒー、
コップの底に、これでもか、とタップリの練乳が入っていて、
そこに濃ゆいコーヒーを注ぎます。

唐辛子の入った料理を食べて、いっぱい汗をかいて、
汗をかいた後には、水分だけでなく、
塩分や糖分を同時に摂ると、水分の吸収が格段に良くなります。
日本でも、少し前までは、
麦茶にお塩を入れたり、砂糖を入れたりしてました。
緑茶を飲むときにも、お茶うけを同時に食べます(これはビルマでも同じ)
昔からの食生活、食習慣というのは、それなりに理屈に適ったものなのです。
エアコンは、自然の摂理を乱すものなので、
使うのは、あくまで補助的に使うのが理想的です。

で、こんなことを書いてから、ふと一番大切なことを書き忘れたことを思い出しました。

それは、「疲れたら休む」「暑いときは無理しない」

なんて素晴らしい(^^)

でも、サボってるとかじゃなく、これは本当に必要なことだと思います。

野生動物でも、犬でも猫でも、暑いときは日陰でダラダラ、ゴロゴロ。
熱帯の国々でも、暑いときは、大人たちはダラダラゴロゴロしてます。
スペイン、イタリアなどの国でも、スペイン語でいうシエスタ、
つまりは長い昼休みがあって、午後の暑い時間は働きません。

生理的にも眠くなる時間帯、そして暑い、
そんな時に、100%のパフォーマンスを発揮することは不可能です。
そういうときには、自分のためにも、お客さんや周囲の人のためにも、休んだほうが効率的です。

残念ながら、日本では、あまりそのような習慣は定着していません。
そして、暑い時間帯でも100%の能力で働けるように、エアコンが完備されています。
でも、暑くて、あるいは疲れてしまって、体がついてこないのであれば、
素直にエアコンつけて、涼しいところで体と頭を休める、
ついでにお菓子をつまんでお茶にする、
それぐらいの精神的な余裕が、ほしいですね。
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♥. ♠. ♣Alice
プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
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