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深い悲しみの日

2013.01.06.23:32

1月3日、お正月のさなか、
宝塚市から大槌町に復興支援のため派遣されていた職員が、
自ら命を絶ちました。

とてもとても、深い悲しみでいっぱいです

支援者として急性期から慢性期まで被災地に滞在して分かる、
被災地の実情というものがあります。
「被災者」の人たちの、生々しい、時には欲望丸出しの訴え。
「自分たちだって被災者なのに」私を捨てて公のために働かねばならない行政のスタッフ
しかも、役所の仕事内容と言えば、
被災者同士の調整だったり、
縦割り行政の役所間の調整だったり、
住民と役所の間、あるいは役所同士の間のすれ違いを感じながら、
ギャップを抱えたまま働かねばならないような、
ストレスフルなものばかり
そんなリアルな実情を知らずに現場に飛び込んで来てくれた、外部からの支援者

被災地と深く接すれば接するほど、多くの人たちの感情をモロにうける形になり、
精神的な負担は計り知れません。
外部からの支援者にも、高率にPTSDが起きるということは、
以前から知られた有名な事実です。
被災地に入った自衛隊の中でも何人も自殺者が出ていたといいます。
自分も精神的に限界を感じて1週間で一度自宅に帰りましたし、
自分のいたNPOの中でも些細なもめ事などが頻発しました。

被災地の方々も、
大多数の人は、正義感と助け合いの気持ちに溢れる素晴らしい方々です。
でも、一部には、本能的なのか、欲情を丸出しで来る人もいます。
まだ震災から二年も経っていない中、
自分や自分の家族が受けた苦しみを考えると、
理性的になれないことがあっても当然ですし、
感情が整理できていない人がいても当然ですし、
頭では分かるのですが、
面と向かって毎日毎日あれこれ言われたり、
よそ者はこれだから・・・とよそ者扱いされたりすることに耐えるのは
並大抵のものではありません。

外部から被災地に来て、人の輪の中に入って一緒に働こう!という方は、
自分の身体的な体調だけではなく、精神的な状態も不安定になりやすいということ、
そして自分自身での細かなケアが必要であるということを理解して頂く必要がありますし、
誰かを被災地に派遣する立場の人は、
派遣者の心身両面の健康をきちんと長期にわたってフォローする必要があると思います。
精神的な被害というものは、派遣が終わってからも続きます。

深くご冥福をお祈りいたします。
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♥. ♠. ♣Alice
プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
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