地図が変わるということ
2010.10.12.03:00
パキスタンに着いて、一番驚いたこと。
それは、洪水から一ヶ月以上たっているのに、
未だに冠水しているところがあることでした。
それも、水溜りレベルではなく、まさに、湖というか、海

これは、まさに「浸水」しているレンガ工場
街の中の建物の壁には、高さ1~2mぐらいのところに、
冠水がピークだったころについた泥の跡が
一様に残っていて、
だんだん水位が下がるにつれてできたしましま模様になってます。
この写真は、ようやく水が引いて、人が戻り始めた団地の建物。

郊外の水田や畑が広がる地域に行くと、
見渡す限り水が広がってるところが、
ここにも、10kmほど車を走らせると、そこにも、
という感じで、
電信柱が寂しそうに、傾いたまま立ってたりします。
ここにも

そこにも

これは、洪水で破壊されて、門だけ残った鶏舎です。

インダス川というと、世界○大河川のひとつ、
かどうかは分かりませんが、
こんな大河が氾濫すると、
「冠水」というよりは、
地形そのものが変わってしまうんですね。
昔、小学校だか中学校の社会の教科書で、
「昔、大きな川が氾濫した後に、三日月湖ができます」
みたいなことを習いましたが、
まさに、それを目の当たりにすると、
これほどすごいのかと、ただひたすら驚くばかりです。
未だに冠水しているところが、
今後いつ水がひくのか、あるいは本当に湖になってしまうのか、
それは誰にも分かりません。
誰にも分からないということは、
そこに住んでいた人や、そこで働いていた農家の人たちが、
いつ、家に帰れるのか、
いつ、畑仕事ができるのか、
見通しが立たない、ということです。
今回、8月に洪水があって、
パキスタンで大きな被害が出たというニュースが流れ、
でも、もうすっかり過去の話になり、
未だに冠水してどうにもならない人が多数いる、なんて
現地に行って見てみないと、想像できないと思います。
みなさんにお伝えするためにも、早く写真をupしなきゃ
この人の集落は、この写真の奥のほうになります。
そこで医療活動をするため、この人が、
道が大丈夫か確認するために歩いて先導してくれました

今後の復旧作業は、この道のように、先が見えない地域が残されています
それは、洪水から一ヶ月以上たっているのに、
未だに冠水しているところがあることでした。
それも、水溜りレベルではなく、まさに、湖というか、海


これは、まさに「浸水」しているレンガ工場
街の中の建物の壁には、高さ1~2mぐらいのところに、
冠水がピークだったころについた泥の跡が
一様に残っていて、
だんだん水位が下がるにつれてできたしましま模様になってます。
この写真は、ようやく水が引いて、人が戻り始めた団地の建物。

郊外の水田や畑が広がる地域に行くと、
見渡す限り水が広がってるところが、
ここにも、10kmほど車を走らせると、そこにも、
という感じで、
電信柱が寂しそうに、傾いたまま立ってたりします。
ここにも

そこにも

これは、洪水で破壊されて、門だけ残った鶏舎です。

インダス川というと、世界○大河川のひとつ、
かどうかは分かりませんが、
こんな大河が氾濫すると、
「冠水」というよりは、
地形そのものが変わってしまうんですね。
昔、小学校だか中学校の社会の教科書で、
「昔、大きな川が氾濫した後に、三日月湖ができます」
みたいなことを習いましたが、
まさに、それを目の当たりにすると、
これほどすごいのかと、ただひたすら驚くばかりです。
未だに冠水しているところが、
今後いつ水がひくのか、あるいは本当に湖になってしまうのか、
それは誰にも分かりません。
誰にも分からないということは、
そこに住んでいた人や、そこで働いていた農家の人たちが、
いつ、家に帰れるのか、
いつ、畑仕事ができるのか、
見通しが立たない、ということです。
今回、8月に洪水があって、
パキスタンで大きな被害が出たというニュースが流れ、
でも、もうすっかり過去の話になり、
未だに冠水してどうにもならない人が多数いる、なんて
現地に行って見てみないと、想像できないと思います。
みなさんにお伝えするためにも、早く写真をupしなきゃ

この人の集落は、この写真の奥のほうになります。
そこで医療活動をするため、この人が、
道が大丈夫か確認するために歩いて先導してくれました

今後の復旧作業は、この道のように、先が見えない地域が残されています
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