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クリニックで働く人たち・学校保健チーム編

2010.11.04.00:29

今日は、メータオ・クリニックで働くスタッフの紹介です。

DSC02078-3.jpg

このおじさん(失礼!)は、ターウィンさんといって、
タイ・ビルマ国境に200以上もある、難民・不法移民向け学校で
保健活動を指揮されている方です。

ところで、みなさん、
よく「○○に学校を建てました!」のような支援を行っている方がおられますが、
その際に、一番大事なものはなんだかお分かりですか?

机?
椅子?
文房具??
やっぱり学校/教室という建物??

いえいえ、そういった「モノ」ではなくて、
いちばん大事なものは、「ヒト」
つまり、先生と生徒です。

ちゃんと知識がある先生が学校にいること、
そして、生徒が学校に通えること。

これがないといくら学校を建てて、
机やノートを送ったところで、何にもならないですよね。
発展途上国では、学校の先生の給料が安すぎて、
生活のために先生がバイトをするため、
学校に来ない、
なんてことは日常茶飯事です。

学校保健活動で、一番力を入れているのも、この
「きちんとした先生の養成」
つまり、先生に対する教育です。
先生たちが、トイレの後には手を洗うとか、
ゴミはゴミ箱に捨てるとか、
そういったことの重要性を理解できたら、
先生は生徒に教えるようになるし、
生徒は家に帰って、逆に親に対して「教育」してくれます。
予防接種の重要性やビタミン摂取の重要性を分ってくれないと、
いくら予防接種プログラムを作っても、うまく働きません。

当初は10校程度で始めた学校保健プログラム、
現在は240以上の学校をカバーしています。
内容も、先生に対する教育だけでなく、
高校生程度の生徒にも基本的な応急処置などの教育を行ったり、
移民学校と地元のタイ人やビルマ人集落との
コミュニケーションをよくしたり
(日本も含め世界中で異民族の学校は、地元の人には
疎んじられたり嫌われたりしやすいですからね)
食事を通して栄養不良児を減らすプログラムなど、
どんどんと広がってきています。
病気の予防は治療より何倍も重要です。
学校を介して、多くの人たちに、
保健・衛生の知識が広まっていけばいいですね。
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プロフィール

ハマダラカ

Author:ハマダラカ
職業:元小児科医、現在なんでも屋的医師を目指して修行中
日本を、そして海外を、自由に移動しては、
働いたり遊んだりの、
自称フリーター医師。
しばらくタイにあるビルマ難民向け病院でボランティアしてましたが
現在岩手県の被災地にある病院に来ました
関西人のつもりですが、心のふるさとは北九州市
facebookはこちら↓
Toru Yoneda

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